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カテゴリ:そぞろ歩き( 68 )
中庭の箱庭
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だれかと繋がりたいと
全力で思っているのではなくて

どこか深い湖の底で
いきもの同士が出会う
そのひと時を思い描きながら


遠くの山々が家々が、木々の間からかすかにみえる
少し近くで子供たちの声がして
中庭みたいに
囲われて守られているけど
外とゆるやかにつながっているこの場所で


深い湖の底で
だれかに受けわたすそのひと時を思い描きながら描く。

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by t-saekit | 2019-06-03 13:03 | そぞろ歩き
君の行く道は
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おけいはん、年長さんへの進級になりました。

ホー、ケキョケキョと笛みたいに響く、
日差しいっぱいのキャンプ場で、園長が

世の中は
答えが一つしかないところに向かっていくことが、多くあって、
でもきみたちは、
その先の、たくさんの道、
または答えのない道、
自分なりの道に向かっていくことを願っています、と
(意訳あるかと思いますが)

こうじゃなきゃできない、と思っていることだって
何をしたいか、それにはどうしたらできるようになるか、
を考えたら出来たりする。しかも面白く。
自分がここにいることを
どうしたら楽しめるか。
それを、この幼稚園に来てますます、深く感じる。

片道バス一時間半かけて、ふたりで幼稚園に通っているのだけど
週二日キャンプ場の横のサイトを借りてお迎えまで過ごしている。
昨日午前保育で、お迎えより長く借りていたので
ここでおけいはんとお弁当を食べて
火を起こし、バナナを焼き(そりゃもう甘くトロトロで!)
キャンプ場の崖滑りしたり森の探検したりで
何度となく、おけいはん「たぁのしいぃなあぁ〜!!」と
両手をひろげ、叫ぶ。
うんうんうん おかあちゃんもたぁのしいぃなあぁ〜!!!

週二日、連日ここで幼稚園の活動だから、
ふとおけいはんと、
幼稚園お迎えのあとに
そのままここでテント張って寝て
しかも近くにスーパー銭湯まであるし!夜ご飯はそこで食べたり
翌朝ごはんや、翌日のお弁当だって
コンビニもあるしまあその日くらいは、
タッパにコンビニおにぎり投入にしちゃったりで
そんな楽しい時間にできちゃうかもと思っていて

自分なりに、何かにとらわれることなく
どうやったら楽しく生きていけるか
考えているところです。

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ここにこどもが写っているの、わかります?




by t-saekit | 2019-04-17 11:36 | そぞろ歩き
たのしいいちにちがくる
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おけいはんと、バスで通う日々。
おけいはんは、ようちえんでも度々「かく」ことを、
それはそれは集中しておこなっているもよう。

しばらくまえの、おなかのなかの絵、から、
最近は、ただひたすらに目の前にあるものに目をむけている。

もじ。

バスで通う、バス停、看板、車内広告たちの「もじ」が
彼のなかで絵のようにとびこんで、
もじ、を写生する。

そしてだんだん、ことばをつむぎだしながら書くことが
自然にあらわれてきて、



はる
つぎのとし

はるわ(は) つぎのとしで たのしいいちにちがくる


なつ つぎのつぎのとし
なつはつぎのつぎのとしで たのしいいちにちがくる



とし は きっと、季節、といいたいところかと察するが、
おけいはん、いちにちいちにちが、たのしいひであるんだろうな。







by t-saekit | 2019-02-01 12:12 | そぞろ歩き
懐い暑
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懐かしいあの、だいぶ前の夏。
その時もここを通り、森のがっこうへ、賑やかなお祭りに入っていった。
いま、ここを三人でくぐりぬける。

お祭りのにぎやかさに、洒落た雰囲気に、
ちょっとこそばゆい感じもする。

真夏のカゴシマの暑気にあてられながら、それでもなんか、ちょっとやってみよかしらと、それなりにムスコもつくるもんやってみたり、シンボルツリーのまわりで登ったり滑ったりしつつも、いいかげんぐだぐだになってしまって、
そのうち旦那と子の目線を対岸に感じはじめてきてから、
ようやく陽はおだやかに傾いてきた。


なんかいま行っとかないと、

と、会いたい人のいる場所に行ってみる。


生き別れの兄かと、勝手に思っている。ほんとに勝手に。
前の職場の、高層階から見渡す街に、ひとのつながりの不思議さを思っていたことを、思い出す。

たくさんやりとりしたその人と、またぽつぽつ話す。
あんなに暑かった陽射しがもう、焚き火のように照らしている。
またここに来たな。
そしてその時とは違う人々と、ひとときを過ごしている。


どこへでも、自分の足で行かなきゃな。
自分で会いに行かなきゃな。
その時間を過ごすのは、自分次第だな。


あのカベへ行くはずが、
なんか色々てんやわんやになってしまって、無情にも間に合わず、
またそう遠くないうちに向かいたいと思います。。。
しかし、準備リー記録はちゃんと見られた、、、!!


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by t-saekit | 2018-08-27 03:56 | そぞろ歩き
ママイト
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いろいろきっかけでお知り合いになったその方は、
抱っこ紐を作っていらっしゃった。
ぴっと背筋がのびるような、すがすがしく美しく、
この人は仕事ができる人だろうな、と、第一印象で感じたのでした。


たまたま旦那の実家にいて
ムスコおKも寝たし、
ふと思い立って、その抱っこ紐サイトの日記を紐解いて
みたらぐんぐん読み進めてしまって、結局、夜が明けた。
生活の中に、いつでも抱っこ紐がある。
もちろん、いつも毎日でも使うものだけど、
生活に密着して試行錯誤される様子が日記から伺える。

育児してると、ほんとに時間がなくて、
いかに効率よく動けるか、できるだけ子のための時間を作れるように、と、思う中で、
あったらいいな、と思ったら、つくっちゃう、その身軽な姿勢と追求する精神。

ここにチャックがあったら開いてそっと寝かしつけられるのに。
ここにカード入れられたらスイカが入るのに。もちろんキタカでもスゴカでも。

いま私はそのひとの抱っこ紐を使っていて
改良に改良を重ねられたその抱っこ紐を取り出す度に、

おKはん、前抱き抱っこで景色が見えてご満悦やな。。。
ぱたぱた畳んで、かばんに入れられる便利さよ!

と、しみじみ何度でも思う。


ママイト 抱っこひも
by t-saekit | 2015-09-17 02:33 | そぞろ歩き
冒険者たち
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おっきいカエルのようなあかんぼから9ヶ月が経とうとしている。

手渡したら受け取ってくれる、やりとりが出来ることにとても感動している。
あのカエルみたいな、あの子がやっと人間にいいイ!とあらためて驚愕する。

こんな風にしてひとつひとつ獲得していくんやろう、この世を生きる術を。
ここに来る前はどんな世界にいたんやろう、ことばや筋道や、なにやらも全部とっぱらった、
感覚の開かれた世界やったのかな、と、
丸いボールを丸い穴に入れられない(入れるということも思わない)ムスコ(愛称:おKはん)をみて考える。


そんなおKはんを連れ、町にも参加しようとし始めている。
なんか、あんまりママ友とかって、無理につくらんでもええし とか
思わなくもなくもない、でもそれってあまのじゃくなんかな とか


昔々のムラのくらしならばきっと
朝起きて戸口を出ておとなりさんにおはようと言い
広場に出て人びとと語りあうはずやろう
夜にはたき火を囲んで踊り歌い明かしたい


だから、と、ふと思う。
やっぱり町に出て行くべきなんやと。

そして、わたしはずっと
小さな村の、サーカスの一座みたいなところで
舞台の絵を描き、隣には演じる人がいて、動かす人がいて、観る人がいて
そしてみんなで暮らしている
そんなくらしをいつでも思いえがく。


この町でそんな風につながることができたらな、
と思う。
by t-saekit | 2014-07-05 00:30 | そぞろ歩き
賢治inイーハトーヴ/弘前城はGWじゃなきゃ。
弘前城はGWに開花を合わせて咲かせてるんだって。えー。
どうりで周りはちらほら咲いてるのにお城のなかだけ茶色い景色だったわ
という去年の春。


賢治が見た景色はどんなだったろうと、
小岩井農場の風景が、賢治の桃源郷のようなものだったんじゃないかと
東北にいるうちに岩手には行きたいと思っていて。

ある眼科医が発明した言語、エスペラント語の響きを持って
ふるさと岩手に、イーハトーヴという異国をしのばせた。
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農場を南下、突如あらわれる不思議な並木道
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創業当時をおもわせる上丸牛舎
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羅須地人協会(移築)
ここで農業談義とかしたのかなあと思いを馳せる
教卓のように見えるのはピアノ
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それとは別の階段下にあったピアノ


そして弘前もぶらりぶらり散策、
日本聖公会弘前昇天教会は、
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襖だー!
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和洋折衷?
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そして奈良美智氏がAtoZ展した倉庫。
巨大犬が番犬してる。中には入れませんでした。
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妙にマンガタッチの時計屋。
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よくみるとりんごだっ!
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おまけで、賢治的素敵サイト
天文古玩

なんかとりとめない日記で失礼。
そんな東北の春でした。
by t-saekit | 2014-03-27 15:19 | そぞろ歩き
さんかくとトラックス
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二月なのにえらくぽかぽか日和の八ヶ岳ふもと
小屋のようなギャラリーに、やさしい色のクリスマスローズがならぶ。
みどり、むらさき、うすいきいろ。

大切に育てられた花と、
それを静かにとらえた写真たち。

いつか行きたいと思っていたギャラリートラックス
いつか見たいと思っていた大木ナーサリーのクリスマスローズ。
春のような陽射しがいっぱいに注がれている。
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トラックスのとなりのハンモック屋 ハンモック2000
冬期休業中でした。
揺られてみたかったな。。。
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そして実はめちゃくちゃパン好きなのですが私、
ぎっしりどっしりパンの情報をかぎつけていたのですが
そういえばギャラリー近くだった!と思い出しました。

ギャラリーから車で5分くらいの場所に
ひょっこり建つ黒い家に赤い扉、山角 sankaku
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ぎゅっと
噛みしめれば、コーヒーのような苦く香ばしい味
黒糖カンパーニュ、黒丸。

冬の中の、ぽっかり空いた小春びより
なんかぽーっとしてしまう、そんな一日。でした。
by t-saekit | 2014-02-05 21:06 | そぞろ歩き
2014
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去年
カラダの中で大革命が起こって
それが出てきて
隣にいる
このもう2つの目に映る世界を
私がカタチにしていきたい

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by t-saekit | 2014-01-05 17:15 | そぞろ歩き
世界を見る窓
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この腕の中で、わが子が乳を飲んでいる。

10月7日、深夜1時に、男子がおナカから出てきた。
へその緒切って諸々処理してもらってから小一時間、
できたてほやほやの状態で胸の上に乗せてもらう。

立ち合ったダンナとテンション高く話しながら
(エヘヘヘヘ・・・これが、子供かあぁぁぁぁ・・・・)
と、軽い興奮状態。
でっかいカエル、みたいな不思議なイキモノ、みたいな感触を感じながら
でも、このニオイ、しってる、という感覚になった。
自分の月経のニオイ、が、ムスコに顔を近づけるたびにぷんと匂う。
なまぐさい魚くさいのが、自分のおっぱいからも匂う。

そして今、ひと月少し経って、ニンゲンらしい脂のニオイが混じって来て、
もう、すこしずつ別の人間の匂いになってきている。

今までこの世にいなかった人が
この十ヶ月の間にできてきて
今、ひざの上で寝てるムスコの頭をてのひらで包める。
去年にはいなかった人物が、いまここにいる。

窓がまたひとつ開けられた。
世界を見る人がまた一人増えた。
そこから見る景色は私から見えるものとは違ってるんやろう。
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↑はじまりのタネ
by t-saekit | 2013-11-26 16:06 | そぞろ歩き