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海の中の吊灯籠
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ちょっと、絵のなかのコレ、大きすぎでしたが。

6月、東京に引っ越して参りました。
と、その前に行っときたいところがあった!ので
荷物まとめも気にしながら、まだ陽射しもやさしく爽やかな5月末、
かけこみ行ってきました、、、

東北大理学部自然史標本館(仙台市)。
海を漂うプランクトン、放散虫のガラス模型。
なんじゃこりゃあな奇妙な形のなかに
緻密で繊細な突起や穿孔が
中国の灯籠のように思えてくる。
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博物館オープンに向けて
放散虫の模型を、ガラスで造る!
と意気込んだセンター長の西弘嗣さんと、それを造った
東北大のなかにあるという「硝子機器開発・研究室」の北柴正行工場長の
奮闘記が『ニューニューせんだいノート』にあった。

細かいパーツをつくってくっつけるとヒビが入ってしまったり、
放散虫自体の構造もよく分からない部分が多かったり。
でもどうしてもやりたい!という西さんのねらいは、
「こんな生き物、いるんだよ!」と、目で見てわかってもらいたかったからだそう。
顕微鏡でひらべったく映るものより、これだあ!と、どどーんと大きく見せた方が印象に残りやすい。
(絵の中の放散虫より、ちょっと小さいです、大胆に描きすぎた)
そしてやっぱり、ガラスのもんはガラスでつくらんとな!という
マニアの興味もとい、学術的な精神でできあがった放散虫のガラス模型はここにしかないそう。

ガラスの主成分にあるSiという元素は地球をつくる元素の中で2番目に多いのに
それを使っている生物はすくないとのこと。
放散虫のほかにSi(シリカ?)の殻を持ってる生物が「ケイソウ」で、
これは光合成の時に二酸化炭素を吸収するらしい。
二酸化炭素はこうしてなくなっていき、それが原因で地球が冷えたとも言われているそうな。
シリカの殻を持つ生物は地球環境と結びついている。。。と言った話も、ありました。


館内はほかにも興味津々の鉱物やら、
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あと、先カンブリア時代(地球が出来てから地質年代上、最古の時代?)のもこもこしたストロマトライト!
なんじゃこりゃ。岩石らしい。
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こいつがその時代、酸素をたくさん供給してくれたそうです。
その化石。
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充実した東北大理学部自然史標本館
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そしてさらば仙台!また来るぞ。
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緑深く、水の流れがおおらかな、都でありました。
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by t-saekit | 2013-06-24 18:48 | 展覧会の館