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富士山麓から
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どれだけその人がそこに向き合っているか
とか そういうものの近くに居たい。
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欲しい とかではなくて(もちろんホシイけど)
地産のものを!
とかってこだわるわけではなく
うっかりすると素通りしてしまえる高速な毎日に恐ろしさも感じる。
メイン通りには派手派手な看板やどこかでみたチェーン店
もちろんそれも好きだけど、でもいろいろみえなくしている。
この土地はどういうところなのか
意識していないと、どこも同じに見える。
どこにいても一緒だと思ってしまう。

その人たちがその場所でしかできないことをやっている、ということ。
土地の恵みや、人のつながりしかり。

富士吉田は繊維業が盛んのようで
それはやはりきれいな水があること、同じ染料でも水によって色が変わってくるようで
また冬の寒さから「半農半機(半分農業、半分機織り)」のうち、機織り時間が長くなったから、などの環境から地場産業として発展したようである。
山梨県富士工業技術センター(通称:シケンジョ)サイト。いろいろ実験的な制作とかおもしろい→新聞生地!(×記事)
あたまのなかで富士ファブリックがつながった。


山梨はうちの家族が生まれ育ったところで
最近よく行く。
行くたびに、まのあたりにする絶景に
何かしら、「豊かな」というフレーズがよぎる。
豊かな水や豊かな自然、渓谷、山。通り過ぎるたび何やら見てはいけない気がする樹海。
道なりに続く果樹園。桃や葡萄やさくらんぼ。

そしていつでも富士山が見えるという神懸かりな景色。
その写真に富士山があるだけですでに絵になってしまうズルさ。
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絶景かな
おだやかな景色。
手前には果樹園。
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気になっていた場所があった。CMでみた景色
夕方の青くなった空に、家のような喫茶店。
最初は家かと思ったくらい、派手ではないけど、みんなが家のように集まる心休まる場所。
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入ってみたら意外にもしっかりレトロでしっかり喫茶店ではありました。
もっとなんか、ふつーにおばちゃんが赤いチェックのエプロンでオムライスとかつくってほしかったけど。
でもでもそれはそれですごくよい落ち着く喫茶店。
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行けなかったけど、八ヶ岳の清春芸術村も、安藤忠雄の光の美術館や樹上の茶室(ツリーハウスの藤森照信設計!)また近いうちに訪れてみたい。
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ちょうど書店で山梨特集コーナーがあって、この本を手にとる。
ちょこちょこ行っているこの土地のなかに
チェーン店や高速道路で埋もれているなかに
こんなに人の営みがあったのだーと感じる。


勝手だけど
山梨には「家」のようであってほしいな、と思う。
ありがたいほどの恩恵を知っている。
でも口に出さない家族へのありがたさ、みたいな。
東京やヨコハマみたいな大都会から近くて、
かつ豊かな自然があふれていて、
でも「街」になりすぎることなく「いつもの町」であるように。

そこには奥深いつながりや知恵があることを知っている。
超巨大なショッピングビルとか建たないでほしいな。
ブランドとか進出しないでほしいな。


どこにいてもだれかが生きている、という心強さを、とくに、
このむくむく隆起している山や岩や、どうどう流れる大きな河の
自然の恵みが凄すぎるこの場所で強く思う。
何やら神々しい自然に守られて
欲深くなく、誠実にやってたらきちんと恵みを受けられると
なんか実感する気になる。
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by t-saekit | 2012-05-20 16:15 | そぞろ歩き | Comments(0)