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ナイトメア・ビフォア・ワールドカップ
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なでしこジャパンが世界を制したその早朝、
私も、とある戦いに挑んでいた。
悪夢の前半、後半戦。


ひゃっほーい!と叫びたいほどのハイテンションステップで
母屋と離れをダッシュで行き来している。

開け放された八畳ほどの離れの奥、
床の間には、祭壇か仏壇的なものがあるような気がして
まるでそこに向かってお披露目するかのように
しばし腰フリダンシングタイム。
外は夜。
離れと母屋は渡り廊下でつながって、外の気配をじかに感じる。
どこかで蛙でも鳴きそうな静かな夜。
そんな神聖な夏の夜をぶちこわすほどの勢いで
走り、踊り、去り、また走ってやってくる私。
ひたすら、ひたすら踊り走る途中に、ふと、
廊下の間にある部屋に気づくと同時に
おそろしい恐怖が
部屋の片隅に小さな掃き出し窓があるのを見てしまい
そこから何か怖いものが出てくるのを、私は知っている。
黒ーい、気配のようなものを感じて
ひきはがすように眠りから脱出した。

三時十分。

ワールドカップなでしこの戦いまであと三十分少し。

このまま寝るのは怖いけど、アツさと眠さで疲れ、
いつしか夢は後半戦へ。


小さな家が片寄せ合う、さびしい一角
手前には水面
海じゃないな、川のような狭い水の流れが、どぶ川かもと思うその縁に
へばりつく家々のひとつ、
ドラマのセットみたいに、中身が丸見えの一軒がある。
自然派エコライフな風の
可愛いみどりっぽい壁紙の台所に
ピンクの凝った花柄タイルのお風呂に
プラスチックの玉すだれのその
東欧風花柄タイルに囲まれたその浴室の中には
まだ女の子のお体がある。

6、7人の知り合いの中では
そこでおそろしいことが起きたことを知っている。

ひとりの子が見に行くと言い出した。
大柄で、髪の長い若い女の子。
まだ警察みにきてるからまだそこにあるみたいで、とかなんとか。
やめときよー、とか思ったり言ったりしつつも
二人で行くことになってしまう。

プラスチックの玉すだれがしゃらしゃらと、
昼下がりの明るい陽射しに
カラフルにぴかぴか目に眩しい。

その向こうに、浴槽から少し出てる、
さかさになった変わり果てた、足が見えてしまって

かわいい部屋で、やりたいことたくさんあったはずの
かわいい悪気のない女子が
冷たくさびしいこんな姿にと思うと
無情でやりきれない気持ちになる
こっそり、楽しみを小さい可愛い引き出しにしまってたのに
こんな風にむき出しにされてしまって


どろどろした、疲れた思いで、
なぜか知り合いたちの中に、一緒にいた母親と
なあんで、こんなことになってしまったんかなあ、
とかいいながら、帰路につく


途中に目覚めた四時半、
勇敢ななでしこたちも後半戦に入るところだった。


って、
振り返って、夢、ですけど
窓、とか、開ける、とか、殺す=今の状況を打ち破る、という
いい意味やったんやろう、そんなはずや
と、納得させようとしている。
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by t-saekit | 2011-07-21 11:14 | 夢の通ひ路