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舞台、ものがたり。
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最近さんざん維新派を観まくっている。DVDですけど。つたやでレンタルなんですけど。
こないだ大阪に帰って維新派「nostalgia」を観てからまた興奮してきて、どとーのいきおいで観ている。
維新派レンタルウィークの3本目は「ROMANCE-蒸気の街の映画少年たち-」
重なるケチャのような声もめくるめく移り変わる景色のセットも、もうこりゃすごすぎる!
とデジカメで(DVDやから)バシャバシャしてたら1本見んのにえらい時間かかってもうた・・・
今回蒸気の街ってことで、
ボイラーの蒸気と雨でけぶるはるか向こうに見えるドームと
煤けてくろぐろした異国なロゴタイプの看板や街角、
どろどろした雲の大群が押しよせる天に、突き刺さる煙突群。
大友克洋監修『MEMORIES』の「大砲の街」を思い出した・・・

やはり物語のある世界に惹かれることに気づいた。複雑な背景を織り込んで絵となる世界。
その世界が蒸気でけぶっているのは一体どんな理由がある?
その世界が蒸気でけぶることで一体どんな風景が生まれる?

ウィキペディアでボイラーとか調べてるオイラがいた・・・(韻踏み)そのわりにつまみ食い情報やから超個人的趣味世界を作り上げることになるんですけど・・・
まあいいや、そういうヤツが世の中にひとりくらいおったほうがええやろ・・・
私の思い込み激しいのうみそを昇華させてゆくわ。
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by t-saekit | 2007-07-23 00:00 | 舞台の残像
現場
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尊敬する劇団維新派の松本雄吉さんいわく
「写真はやはり(その場)に行かないと映像が成立しないから、自分のアトリエだけに閉じこもって作品をつくるわけにはいかない。そんな、せまい空間だけの作家性でできてしまうものは、どんなに完成度が高くても面白くない。取材というかドキュメントというか、そういう外部に触れないとできないものに、興味がある。
http://www.performingarts.jp/J/art_interview/0511/4.html
と言っている。
尊敬し憧れる女優たくまんさんも(お仕事柄やけど)絶えず現場に出ていろんな人のエネルギーを受け自分に返還して演じている。ヨエコさんも作曲するのは家とか個室だったりするやろうけど、それを放つライブはやはり薪をくべたキャンプファイヤーのように燃えさかっている。
なんとなくUAの載ったSWITCH誌を見ながら、描きながら、
現場に出ている人は強い、と思う。
べつにアトリエに(六畳間)こもっているつもりはない。それにある程度こもりっ子な要素は私の“超個人的印象派絵画”にはひつようである。
けどエネルギーをこの身で受けて返すにはアトリエは小さすぎるなあ・・・と感じている。
でも私にはいま現場がどこだかわからない。

モデルを使って・・・ってのもなんかちがう。どこどこに旅に出かけて・・・ってのもなんかちがう。ライブペインティングも正直やりたいとは思わん。
もともと血圧が低いからあんまり大層なテンションにはならん。
(といいつつそんなローテンションな自分に嫌気がさしていきなり身軽な人間にも!)

そういいつつ、なんとなくぼんやり思うのは色彩豊かな国で(べつに日本でも)壁に描き描き太陽や雨を眺め、知り合いや通りすがる人々とわはは〜なんつって笑い、また描き描きしたりなんてな・・・と思ってもいる。
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by t-saekit | 2007-07-22 00:15 | そぞろ歩き
ライオンの夜、ナイフの昼
七月十日、
その日はいつもはしない立ち仕事と接客をして、
最近は作品を出版社?に持っていこうかと思ってファイル作りをして、
いつも電車の窓から見える気になるあの坂道は「かなざわかまくら道」という道だと知った
それくらいしか思いつかない、
その夜。

植物園のような、広場がつながっている小径/行ったことのない向こうの路の先の広場。
私は何かを取りにいかないといけないらしい。
と、そこに向かうとそこはライオンがいる広場だった。餓えたライオンの何頭かが私という食べ物を追いかける。
そうこうしてると男性(なぜかバイト先のリーダー)が私と一緒に行ってくれるらしい。
最初、問題ないように言ってたけど、私の目的地がライオン広場だと知ったら
ふと「まじ?」みたいな顔になったけど少し考えて、私は女で、しょうがねえほっとくと大変だろ
ってな顔になりもはや死ぬこともいきなり覚悟したような顔つきになった。
男の人は大変だ、私は盾は必要ないと思ってたけど、動物的にそうしてくれてるのだろう。と思っていた。

それでそんなライオンとこれから格闘しないかん、そんな夜なのに、
空は澄み、星はまたたいていた。いざゆかん、ライオン広場を前にした右肩方向にはなぜか巨大な灰色の煙突と工場。
※画像はクリックすると少し大きくなります(文字とか見やすなるかも)
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それからライオンと格闘したか自分でも定かでないが(夢だから)
ふと、うす水色に光る心地いい昼、小学校ぶりに大好きな友人(顔は知らない人)と再会、彼女が素晴らしい銭湯建築に連れて行ってくれる。
途中、高架越しにバイト先の近くの高層マンションが見える。
銭湯は、藍色とレモン色が美しく配色された幻想的なタイルが貼りめぐらされた伽藍、
私は「カメラ忘れた・・・」とショック。
道を進む、魚屋。顔がうすくすすけ、髪がちりちり縮れたおばあが両手に包丁より長い感じのナイフを持ち、
呆然として椅子に座り固まってしまった二人の魚屋の前に陳列している魚を狂ったように円弧に切る。
あ、狂ったようにじゃない、狂ってるんや、と気づいたのは遅くおばあは魚屋店主の太った方の腹をナイフでついばむ。
もう狂っている。
店主もきっとこのおばあが店に来て魚を切り始めたその瞬間から、この狂ったおばあがうちを選んだ不運を半ばあきらめている。おばあはもう一人の痩せた店主の腹もついばみ始める。
あ、やばい、なんとなく最初はもしかしたら少しのけがで済みそうで、店主も後々に「いやああの時はちびったよ」とか言う明るい日もくるかもしれないと、どこまでこのおばあはオイタをするんか傍観してたけど事態は甘ったるくなくおばあは店主の顔を裂き始めた。
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あ、あ、あかん。最後の方は見ないようにしたけど夢やから見てしまう、
っていうよりそうなることを私はもはや知っている。警察、警察を、と走った。
もう警察もあかんかった。おばあは(もしかしたらおばあの他の一味)もう来てて警察官の顔を裂いてた。
そしてあとずさりしながら見上げた空は相変わらず白く輝いていたし、
まぶしい美しい陽の光が木陰から漏れてた。
下ではこんな殺戮があるんだけど、なああああ、とか思い、そんなひどい日常はおかまいなしに地球は動いて鳥がさえずるのね、そしてそんなに風は涼しく吹いているのに狂った日常は無防備で穏やかな日に突然やってくるのね。とか思った。

どうにも説明はつきませんし、へんに教訓じみるのは違うのでとりあえず塊のまま吐きました。
(後半の絵がどうにも雑なのはあまり見たくないからですー)
ライオンや、ナイフ、えんとつ、とか夢判断的にいいのか悪いのかよくわからん・・・
このまま夢を見続けたらこの狂った夢のまま閉じ込められたらという恐怖とそれと対照的な(!)穏やかで美しい空が印象的でした。
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by t-saekit | 2007-07-18 22:26 | 夢の通ひ路
伝えることをおそれない
伝えたい人に伝えたいことを、
放つことを大事にしよう。

自分で自分に「だまらっしゃい!」と思うことがたびたびあってしまう。
もう口をつぐんでしまおうか。
いっそ話せなければいいのに。

でも話せる素晴らしさを私はこれから学んでいこう。

とてもいいお芝居をみた
とてもとても大好きな人へ思いを届けることができている。
はなすことは話すことや放すことで
私の中に大切なものとしてたゆたう愛しい気持ちたちを
宝物のように、塊にして、相手に放とう。
私には話すことができる声があるし、絵を描く右手があるのだから。
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by t-saekit | 2007-07-08 17:38 | そぞろ歩き