カテゴリ:書簡( 4 )
そうめんの根っこ
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追いかけようと思えば追いかけられる
でも少し窓を狭くする。
オモシロいことも通り過ぎるかもしれない
なんだー、もっと早く知ってれば
ということもたくさんあるだろう
でも
自分の中にしっかり根をつくっておくこと
でも、いつでもぶれる気持ち。

自分の境界線が溶けて
路行く看板にも
色んな人びとの人生が見える気がして
私の領域を侵されそうなほどに
やわい私の自己意識。

おなかが痛くならない夜はなかった。
逃げるように世界を作って遊ぶ
フェイスブックとかツイッターとか
ミクシイとかって、もう、
あるからよけいに「見ない」ことを意識しないと
見てしまうと動けなくなるから
自分の中にちゃんと根がびっしり詰まっている意識を
この冬もためこんで育てて。


ヘタレっぷり半開モードでスケッチしながら
そうめんのようなチューリップの根を
えんぴつで、ひとつずつなぞっていく

でも、いつでもそれは意識しとこうっと
とツイットする。ひとりで。
土の中にこもる根を、てんこもり。


「花を」往復書簡、4通目。
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by t-saekit | 2012-04-27 10:19 | 書簡 | Comments(0)
花から。
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実が、
出来る過程を見つめる。
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「いのち」の出所をつかむために。


安藤アンディ
花を
往復書簡、3通目。


ふだんよりカンサイベンが強いのは
北に来たし
自分の出所を(シュッショにあらず)
多めに意識してるのかもしれない。
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by t-saekit | 2011-10-02 15:49 | 書簡 | Comments(0)
ふたつの「め」
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hanawoサイトで「往復書簡」の返事を書きました。

しばらくまだちょっと寒かった時期に
ようやく遅めの春がやってきて、

やってもやっても終わりの見えない、という感じだったり、
もぐらたたきのようにこっちを叩けばあっちが出て来て、とか、
三歩進んで三歩下がるみたいなことが

ヒトハダ温度になった風に、
かたまってた潤滑油もとろとろ溶けて
ちぢこまってたカラダがゆるんで
アタマの中もドーパミンが出はじめ

二つのスカーレット色した「め」が、
めざめる五月の遅い春。
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by t-saekit | 2011-05-18 09:17 | 書簡 | Comments(0)
花を
もらった。
それを私はちゃんと育てたいと思う気持ちが
いつもある。
でも時々うっかりとか、すっかり、とかやっちまう。

花畑をつくれるほどには
自分のひとひろは大きくないことを知っている。

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花を
というサイトが生まれた。
そこにはゆっくり育んで来た
あるひとりの目から発信されるモノやコトがある。

私はヒトの日記をのぞくのが趣味で(ブログね、あくまでもね。)
またヒトの部屋に行ったりするのも興味しんしん丸で
そこにひそむ御朱印帖の背表紙や
手作りのコドモ用キルティングバッグや
チチオヤに贈ったけどいらんといわれてデモドリしてきた
赤いかわいい椅子とかがある。
どれにもそのヒトが握りしめた歴史がある。
そういうものの背中をみるにつけ
自分とその人との絶対的な距離感と
自分にないものの羨望の思いと
ホソい白い指先でついーと注がれるお茶と
その手のほくろをみながら
その人が愛したモノやコトや
そのヒト自身へ、思いをはせる。


アンディとは
似顔絵を描いた事でお互いの存在を知り
そして彼の人生にまとわりまわるまわる人のつながり
オモシロいコト
なんかが彼の衛星となり
私はその星座を眺めながら
ほんとはきっと、本人にしかわからない
それぞれの星々の距離感やなんかがきっときっとあるんやけど
私は私の方からしか見えないその美しい星座を見ながら
タメ息を吐き吐き、うらやみつつ、
アンディの今を思いつつ
振り返って自分の星座は果たして
そんなふうに美しく描かれているかしらんと
我が衛星を見つめたりする。


往復書簡を、
そんな彼とはじめました。

キュラコ、硝子のドレスを纏う。
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by t-saekit | 2011-03-07 21:18 | 書簡 | Comments(0)