カテゴリ:展覧会の館( 14 )
Tayorinai Genjitsu
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あれ、資生堂の地下って、こんなとこあったんや

EVの扉が開くと見たことあるような○○○の雰囲気。
やたら薄暗い。
しかし、一体どこに作品が?掛かってるあれとかか?
何度も手渡されたチラシとパンフレットを確認する。
ずっと不安
あるひとつの場所が見られるようになっていて入り込む。
そこもみたことあるような、よくある光景で
しかし私はそれに気づかなかったのだけど、
確認しなければいけないところがあったのだった。
自分の姿を。

不安なまま
出たり入ったり、また別の場所を覗き込んだり。
??が消えない。でもどこか、ふわっとした高揚感とどこか胸騒ぎ。
もしや。
もしやこれ全部
というか、私のいるここって前あった場所?

もういちど確認しなければいけない。

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もういちど行かなければと思う。
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by t-saekit | 2014-08-09 00:18 | 展覧会の館
海の中の吊灯籠
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ちょっと、絵のなかのコレ、大きすぎでしたが。

6月、東京に引っ越して参りました。
と、その前に行っときたいところがあった!ので
荷物まとめも気にしながら、まだ陽射しもやさしく爽やかな5月末、
かけこみ行ってきました、、、

東北大理学部自然史標本館(仙台市)。
海を漂うプランクトン、放散虫のガラス模型。
なんじゃこりゃあな奇妙な形のなかに
緻密で繊細な突起や穿孔が
中国の灯籠のように思えてくる。
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博物館オープンに向けて
放散虫の模型を、ガラスで造る!
と意気込んだセンター長の西弘嗣さんと、それを造った
東北大のなかにあるという「硝子機器開発・研究室」の北柴正行工場長の
奮闘記が『ニューニューせんだいノート』にあった。

細かいパーツをつくってくっつけるとヒビが入ってしまったり、
放散虫自体の構造もよく分からない部分が多かったり。
でもどうしてもやりたい!という西さんのねらいは、
「こんな生き物、いるんだよ!」と、目で見てわかってもらいたかったからだそう。
顕微鏡でひらべったく映るものより、これだあ!と、どどーんと大きく見せた方が印象に残りやすい。
(絵の中の放散虫より、ちょっと小さいです、大胆に描きすぎた)
そしてやっぱり、ガラスのもんはガラスでつくらんとな!という
マニアの興味もとい、学術的な精神でできあがった放散虫のガラス模型はここにしかないそう。

ガラスの主成分にあるSiという元素は地球をつくる元素の中で2番目に多いのに
それを使っている生物はすくないとのこと。
放散虫のほかにSi(シリカ?)の殻を持ってる生物が「ケイソウ」で、
これは光合成の時に二酸化炭素を吸収するらしい。
二酸化炭素はこうしてなくなっていき、それが原因で地球が冷えたとも言われているそうな。
シリカの殻を持つ生物は地球環境と結びついている。。。と言った話も、ありました。


館内はほかにも興味津々の鉱物やら、
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あと、先カンブリア時代(地球が出来てから地質年代上、最古の時代?)のもこもこしたストロマトライト!
なんじゃこりゃ。岩石らしい。
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こいつがその時代、酸素をたくさん供給してくれたそうです。
その化石。
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充実した東北大理学部自然史標本館
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そしてさらば仙台!また来るぞ。
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緑深く、水の流れがおおらかな、都でありました。
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by t-saekit | 2013-06-24 18:48 | 展覧会の館
せんだいマチナカアート2012で知るこの街
アーティスト伊達伸明さんによる
亜炭を使った線香づくりワークショップに参加して来ました。

仙台のメインストリート?からひょいっと口を開ける
昭和レトロな壱弐参(いろは)横丁の二店舗で
せんだいマチナカアート2012が金土日、開催されています。

ひとつは都築響一さんのメガもりみやこ丼と銘打たれた写真展。
都築さん写真集ラブホテルのような、えげつないお下品な空間も愛しく見えて、
仙台にこんなとこあるんやなあと思う風景。そして仙台在住のおかんによるおかんアート。

そして、遠目から見てもめちゃくちゃ愛嬌を放つ笑い顔のオブジェたち。※撮影可
3.11、からひと月経った石巻市渡波小学校の避難所で
がれきを使ったオブジェを制作しよう!と、ワタノハスマイルが活動を開始したとのこと。
震災で家もなくなって、もちろん遊ぶものもなくなって、
足元を見たらがれきがあって、これをくっつけておもしろいものを作ろう!
と、自然にそう思ったんやろうなあ、と、会場の解説文を見て思いました。
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チューリップと星
ってなんて詩人なんやあ! +*☆
サイトにはこどもたちの作品がたくさん見られますので、
クチもと、ゆるめちゃってください。

その後、壱弐参横丁からすぐそこの野中神社にて、
先述の亜炭を使ったワークショップに参加、
昭和20年が需要のピーク、お風呂を湧かすのに使われた亜炭の香り、は
その昔の仙台でも、なつかしい夕暮れの風景として、あるという。

まずはひとさじ※半ほどの亜炭を、細かくすりばちですり、茶こしで漉したら
(※さじは、写真のものくらい)
お香をつくるのによく使われるタブ粉というのを同量混ぜ、
ほんとだったらこれでいいんやけど、今回は乾燥時間が少ないので強度を保つため
強力粉!を1/3さじほど入れてから水を2さじほど入れ、ゆっくりまぜこねまぜこねしたら
注射器に入れて押し出す。と、下のような棒にして乾燥。
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乾燥中ドライヤー使用により、突然ブレーカー落ちる。なぜか復旧せず、
いろは横丁の亜炭香堂をいう、展示の方の会場に移動、そこで制作。
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さらに今日は埋もれ木という、木が地中に埋もれて圧がかかったことで
ほぼ炭化した亜炭の一種で、
仙台には埋もれ木細工としてこれを研磨加工してお皿にしたものもよく売られている。
ここ撮影禁止やったらすみませーん。
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その埋もれ木を使って香台をつくる!こともできた。
でもお香と香台つくっても、無料なんですよ、奥さん!
そしてこれは加工前の木肌。(裏面は未加工のまま)
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荒目のヤスリでごしごしなだらかにさせたあと、
水を少しつけながらさらにこまかいやすりで研いでいく。
炭になった木、からつややかな面がでてきた!

ニスをさらりと塗ったけど、塗らなくてよかったかも。。。でもとても木肌が美しい。
算出された土地によって、赤埋もれ木と黒埋もれ木など色の違い、あるみたいです。

伊達さんは、古い家などの一部から切り出してウクレレをつくっているアーティストで、
染み込んだ歴史に、誠意を持って向き合っている、とひしと感じる。
それが出来ている過程や、それを使っていた人たちの声、それを磨く職人、などなど
それにまつわるあらゆることの、知られる限りのことを追求する姿勢。
そしてめちゃくちゃ柔和なほほえみ!
ゆっくり正確に語られる言葉はまっすぐ心に届く。

デパート(現在のさくら野百貨店)から
流れるチャイム『荒城の月』の向こうでたなびく亜炭の煙、を思い出す。
と、レイアウトも美しい新聞風特別新聞『亜炭香報』に書かれていた思い出の声。
お香を燃したら、ちょっとけむいようなほこりくさいような、でも懐かしい古い家の匂いのような、
そんな情景が浮かぶ。


帰り道。


そおっと持って帰ったのに、お香を入れた箱が全開、
鞄の中でこなごなになってしまったとさ。
なんでやねえん。泣。
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でも、ちょびっとずつ、楽しめると思えばね、
なんて言い聞かせても、癒えませんでしたけど。
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by t-saekit | 2012-10-21 12:26 | 展覧会の館
大地にかかるメタルの皮膚
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このところ
地震や自身のなにやらで
忙しくしていたのですが
私はココロ落ち着くまで時間がかかり、ようやく
計画停電の間をぬって神奈川県立美術館 葉山館へ
エル・アナツイ展を観に行った。

アナツイさんは『アフリカ・リミックス』展にも出品されてて
でもどんなんやったっけとか思い、
無心の状態で入り口から入るとまずは木彫りの彫刻。
円空的な、とても原始的なその、ひと掻き。

の、次の部屋に行ったら

しゃらしゃらからからと、硬く波打つ一枚の巨大な垂れ幕、
というか、でかすぎてもはや布のようによれて、
よくみると小さくこまごまとつなげられているのは、金属の飲み物のフタたち。
べちゃんと潰したものや
ひらいて四角に折り直したものや
輪っかになってるもの(あの、上を回すと下にのこるやつ、たしか。)
が、銅線でつながれている。

赤系メタル集めた赤い垂れ幕と、同様、黒い垂れ幕。
おんなとおとこ
金銀が、ぎらりぎらりとさざめく中に
黄色や黒や赤や青やがちりばめられていたり
血のように泥のようにじわっと色がしみこんでいるものや
わっかだけのものは紗のように、涼しげに吊るされたものやなんかが、
精密なモザイク模様を織りなしている。
アフリカの土に
じゃりじゃりがちゃがちゃ、いやむしろ
とても上空から見たら


ふわさっ


とやさしく掛けられてるように思えた。


アナツイ氏が好きな言葉
「versatile」(多芸な、変わりやすいの意)
に込められたのは、移ろう視線や変化する表情、なのか。(神近美pdf)


アサンテ(アシャンティー)の王族のための織物、カンテクロス(ケンテクロス)。
アシャンティー王国の首都クマシ(現:ガーナの首都)で勉強していた事もあって
その織物との共通点が指摘されたりする。
ただ彼自身はガーナに30年、ナイジェリアで30年住んで
ほんとのところはわからないけど、どの地方、というのでもない
また、海外の空気もそのときに吸っていただろう
文化の交差点も見えていただろう、
そんな彼自身の制作の足元に
薮の中にあった、捨てられた大量のアルコール飲料のボトルがあって
自分の居る、このアフリカの大地の匂いをひとめひとめ織り込んで
それ自身が皮膚呼吸しているように見えた。


アナツィ氏の英語サイト → http://susan-vogel.com/Anatsui/Welcome.html
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by t-saekit | 2011-04-01 14:34 | 展覧会の館
夢路
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夜の海に漕ぎ出す

脳みそが計る時間分の上演
私のためだけの劇場
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いつでも誰でも
飛行士になって
かがやく月をめざしていける。



かるた展
はじまりました!
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by t-saekit | 2011-01-26 19:50 | 展覧会の館
コパーの白い巨(微)塔と、有元さんのショウゲキのへなちょこ絵
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ハンス・コパー展、汐留のパナソニック電工 汐留ミュージアム。
へんてこりんなカタチがますますとぎすまされて、ハンスコパー、もはや花器とは名ばかり。
せめて袋状になってるから、花、刺せるけど〜
もはやオブジェの域まで達したコパーを、
静かなまなざしで見つめるルーシー・リー。いや、たぶんね。
コパーの白い器の林を過ぎると、あらきれいな色彩のある景色。
ルーシーはあいかわらず、すてきやけど、コパーの可愛く奇怪な花入れもよい。
白いカラダに、鉢巻きもしくはパンツみたいなつぶつぶのドット柄模様。

有元利夫にはちょっと興味あったけど、そんなに期待してなかったのに。
庭園美術館での有元さんは、
七夕の夜に魔法をかけたり
美しい宵に花びらを振り撒き、
チェンバロの鳴る静かな天空で
絵を描いていた。

と思って浸ってたのに
素敵すぎるへなちょこ絵付けのお湯のみにがつーんとやられた。

あれをみたら、だいたいみんな、有元さんのことを
愛おしく思うに違いない。


汐留から駅に乗る前に
食のみやこ鳥取プラザで4人の有名人(脇役)を手に入れた。
それぞれ味の違う役者たち(レモン味、ヨーグルト味、以下忘却)に
歓声の悲鳴をあげる私とかもめ
金太郎飴ならぬ「鬼太郎飴」。
主人公は出来が悪く、無視した私たち。
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ぜったい悪いことたくらんでるわ。
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にやり。
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by t-saekit | 2010-09-04 19:35 | 展覧会の館
硝子の風流。
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サントリー美術館 「和 ガラス ―粋なうつわ、遊びのかたち―」展
2010年3月27日(土)〜5月23日(日)


あまりにもきれいなチラシに惹かれて
そして私はトモコフ・ニホンビジュツスキーなので
(最近、螺鈿漆器がおもしろい。自分的に。)
やっぱり行ってみた。

こんなものまでガラスでつくっちゃうなんてなんて優雅なんやー。
絵の、虫籠。柵がガラスとは、粋すぎる。
しかも透明硝子と、数本おきに青硝子が組まれてる風流さかげん。

ビーズ細工がめぐらせてある硯入れや、
お蕎麦でも載せればすずやかな、硝子棒を組み合わせたガラス簾 とか
(しかも木製のかぶせる蓋付のお膳仕立て!木製蓋は和室の蛍光灯傘にも見えたりし て・・・)

瓶泥舎びいどろ・ぎやまん美術館準備室って!?
準備室ってことはまだ開館してなくて
そのうちこの素敵なコレクションがお披露目される美術館が
オープンするってことなんやろうか。

美しいものは目を癒し、ココロ高揚させるなあ。
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by t-saekit | 2010-04-20 02:08 | 展覧会の館
箱の存在感と弓矢の夢。
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ダズルの箱展に行ったことはツイッターでもお伝えしましたね!
(妙な語り口調は気にするなぁ)
んで、サントリー美術館の「おもてなしの美」
蒔絵、黒と金の繊細な線と、鱗のごとき螺鈿の細工がかすかにきらめいて、
箱の存在感をひしひしと感じました。

縞雄日芝蝶螺鈿蒔絵重箱のすすきと蝶がほっそりと暗闇にうかび、
対してモダンなストライプがななめにばっさりと、存在感をシメます。
(サントリーのコレクション検索で見られます。)
あと、四季山水蒔絵提重(提げる重箱、江戸時代のお弁当箱)、
セットになっているお重のひとつに銀鋲が転々とあしらわれていて、
そこだけぱっと水滴が散ったように
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける
という句を思い出したわ。

今度の和ガラスもめちゃくちゃ楽しみ!


そして、夢を見たよ。いや、時々見てるけど
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車に乗った4人のギャングがこちらにやってくるのを
がらーんとした部屋で見ている。
車の上には武器が載っている。たぶん大砲だった気がするけどそのへんおぼろげで
車の進む先には船が停泊していて、そこで何やら検問がなされている。
私はそれを少しだけはらはらしながら、でもつかまっちまえと思いもしながら見ている。
その目線がギャングたちに知れたのかどうか、
玄関先からのぞき見ている私に向かって突然
矢がぴゅん、ぴゅんっと立て続けに放たれる。びっくりして隠れる私。
矢は、なんでやねんと突っ込みたくなるほどの綿棒仕様。
白地に青緑のラインの入ったデザイン。なんでやねん。

攻撃をうけた直後、
母と兄(実在の家族ではありません)
母はぱっつん長めのおかっぱ、背が低い。
兄は背が高く、多めの黒髪にクセっ毛。
ばたばたと「大丈夫か!」と駆け込んできてくれた二人に
「あとで事情は話すからっ!」と深刻そうにしてみせる私。


そして目が覚めた。

なんやねん、この夢?
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by t-saekit | 2010-03-20 22:00 | 展覧会の館
生まれる少し前と少し後/大切なつながり
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内藤礼
すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している
神奈川県立近代美術館 鎌倉館
-
薄暗い展示室内には、
かすかな豆電球でちいさくくるっと囲まれた
布と、
その上に置かれた
折りたたまれた布、
瓶、
小さなひものきれはしや、紙のクラウンやなにかが
広い展示室のなかに
ぽつぽつとある。

直島の『このことを』
あそこは
胎盤の中からかいま見た世界だった気がする。
そしてここは
生まれ出て、はじめに目にした
地上の風景なのかもしれない。
産道を通ってやって来て、
寝かされたおくるみの中からうっすら見えた光のある世界。
花柄の布団に顔を押し付けたまま
いまはまだうす暗がりの中でぼんやりみえているだけで

見えているか、まだ見えていないかの
意識が存在するかしないかの世界の入り口でかすかに見えた、
これから始まる地上での生活。
不安なような、それでもこれから未知の世界に飛び込んでいく期待、
そのいちばんはじまりを見た気がした。


大切な友人と、
最近また連絡を取り合った。

ももよん、写真いいね!
ももよんの色やね。
またアメリカに行きたいね。
白っぽい空と乾いた大地が悪くないなあと思ってた。
絶対行きたくない国やったのに
なんかももよんを思うといとおしくなってくるな。


それからもうひとり
大学の友人の
体と心のケアが出来る、そんな未来の構想が
目に浮かぶようです。
あなたのお店に行きたいよ。
浮世離れした夜の空気の中では
体もゆるんで毛穴も開くし
もう一歩ずつおたがい踏み込んで
心豊かな時間を過ごせたらと思います。



最近、人の縁、をよく思う。
ほそーい線で
大事な人に繋がっている。
連絡するべきときには億劫がらずに
ちゃんと腰据えてゆっくり話そう。
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by t-saekit | 2010-01-20 02:06 | 展覧会の館
異邦への旅
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東京都写真美術館で行われていた写真展『異邦への旅』
渡辺義雄、木村伊兵衛、桑原甲子雄や奈良原一高、森山大道・・・
と、日本の写真界を支えた人びとの目線を、
この日はじめて、ちゃんと見た気がする。

異邦へ
旅をする者、任務を負ってくる者
見たこともないものへの驚きとか異文化への興味とか
それぞれの新鮮なまなざしが
私の目に飛びこんできた。

渡辺義雄の、彫刻のように美しい建築物や壮大な景色と、人々の奇妙なバランスとか
森山大道が窓からみたNYの夕暮れ、眼下に広がる大通りとビル群とか
並河万里の、底から突き上げる天に向かう沙漠の精神とか

ふだん絵を描いている
内に向かう、私の目から
新しいものをみた、外に向かう目を
研ぎすまされたレンズ越しにみせてもらった気がした。
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by t-saekit | 2009-11-24 10:05 | 展覧会の館